なんか年を取るとどんどん頭皮環境が悪化して…
一般的に頭皮環境は中高年になるに従って悪くなるような気がしています。
なぜなのでしょうか?
頭皮環境の悪化は代謝力の衰え
中高年になると頭皮環境が若いころよりも悪くなっていくのはしかたないです。
新陳代謝が落ちますからね。
男性は皮脂がたくさん出て、脂ぎってくるような印象をうけるでしょうし、女性はフケが出て髪が弱々しくなったりなりがちです。
男性の場合は特に若い時と比べて、頭皮だけでなく、顔や手汗までも何となく脂ぎっているような印象を持つかもしれません。
これは若い頃と比べて体の代謝能力が落ちていたり、男性ホルモンの分泌力が落ちてきていることに関係があると思ったほうがよいでしょう。
加齢臭の発生までもが代謝力の衰えに関わっています
男性の場合40代から特殊な脂肪酸である「ノネナール」が増えることが分かっています。
これが細菌と反応し、「加齢臭」となります。
なぜ40代からこのような脂肪酸が出るかといえば、代謝力がおち、脂肪酸が分解されて排出されるのではなく、変容して汗腺から体外にでていくということが上げられます。
複雑なシステムの中に代謝力の低下が大きく影響してるのです。
悪玉男性ホルモンの発生までも代謝力の衰えに関わっています
皮脂の原料はもともとは男性ホルモンであり、男性ホルモンはコレステロールから分泌されます。
このコレステロールは摂れば摂るほど男性ホルモンが増えるかと思いきや、そうはいきません。
栄養素として体内で処理するための代謝力が必要となります。
男性ホルモンは、肥満や中性脂肪の多い男性、つまり生活習慣に難ある男性は男性ホルモンの分泌能力が著しく低下することがわかっています。
それに加えてもともと30代以降から男性ホルモンの分泌力は、個人差は大きいものの、緩やかに落ちていくことは分かっています。
代謝力の低下で男性ホルモンの分泌量が落ちていくのです。
だからどうなるのか。
体は不足する男性ホルモンをより強力な男性ホルモンに変えて補おうとするのです。
それが少量の男性ホルモンから強力な悪玉男性ホルモンが生まれるきっかけなのです。
悪玉の男性ホルモンが原因で起こる男性型脱毛症は、遺伝型の症状なので、避けることはできません。
しかしながら、乱れた生活習慣で早く始まってしまうリスクがあるということです。
育毛サプリメントで栄養補給して、代謝力を上げよう
健康的な食生活、生活を心がければ、代謝力が向上し、男性型脱毛症の発症が伸ばせる可能性があります。
(それでも個人差が出て、早くはじまってしまう人もいます。)
女性の場合も代謝力が落ちて、頭皮の血行が悪くなることや、更年期後には女性ホルモンの分泌が少なくなり、悪玉男性ホルモンの影響が出てしまいやすくなることなど、いくつかの要因が重なって頭皮環境は落ちてきます。
年齢を重ねると肌のみずみずしさもなくなってくるのですが、それと全く同じです。
頭皮の新陳代謝が衰えれば、毛母細胞への栄養補給も衰えます。
男性も女性も、体の代謝力を引き上げるミネラルを摂ること、女性ホルモン様の栄養を摂ること、5αリダクターゼの作用を抑える栄養素を摂ることが重要です。
そのような栄養素を凝縮しているのが育毛(発毛)サプリメントであり、男性にも女性にも有効な栄養素です。
細胞を活性化させる成分を多く含み、ヘアケアだけでなく、体のアンチエイジングにも効果的です。
頭皮環境改善は外側からもケアが必要ですが、内側からのケアも心がけることで成果は全然違ってきます。